コラーゲンの知識

コラーゲンと美白の関係

笑顔の女性

 

コラーゲンと言えば、肌に潤いを与えることで、ハリのある若々しい肌を持続させるための成分というイメージがあると思います。それはまさしくその通りで、そのためたくさんの化粧品に利用されています。しかし、コラーゲンの効果はそれだけではありません。あまり知られていないかも知れませんが、実は美白とも関係があるのです。

 

皮膚は、表皮と真皮と呼ばれる2層でできているのですが、その間に基底膜という薄い膜が存在します。この中でコラーゲンは、真皮に存在しています。この真皮と基底膜の役割に、表皮に栄養を送るというものがあるのですが、真皮のコラーゲンが少なくなってしまうと、表皮に栄養を送ることができなくなり、肌細胞は弱くなってしまいます。その結果として、肌のターンオーバーは乱れていくのです。

 

正常な状態のターンオーバーは、およそ28日周期で行われます。しっかりとターンオーバーが行われていれば、シミのもととなるメラニンは垢となって体外に排出されていきます。つまり、ターンオーバーが正常であれば、肌本来の力によってシミを作る原因に対処することができます。ところがターンオーバーが乱れると、シミのもととなるメラニンは分解されずに肌の中に残り、それが次第と表面にあらわれてしまうのです。

 

このことから、シミのないきれいな美白を目指すためには、コラーゲンが不可欠な存在だと言えます。一般的には潤いを与えてハリのある肌を作ることが注目されていますが、美白という観点からも必須の成分であることが分かります。通常は食事から補っていますが、年齢とともに減少していくコラーゲンは、なかなか食事だけでは補いきれないのが現状です。そのため、サプリメントを利用していて身体の内側から補うことが有効な手段となるのです。

 

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